Let’s note RZ6 SIMフリー 使ってみたレビュー

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PanasonicのLet’s noteシリーズで最小サイズで、2 in 1タイプのRZシリーズも3代目のRZ6になっています。

初代のRZ4シリーズのメモリ8GB、SSD256GBを半年前まで2年ほど使っていましたが、2017年夏モデルのマイナーチェンジで憧れのジェットブラック(!)が店頭モデルの上位機種で販売されたので思わず購入してしまいました。

最新機種ですが、なぜかマイナーチェンジ前のモデルより価格がこなれてきたので、購入を検討されている方も増えているのではないでしょうか。

私は欲しくて堪らず、まだ実勢価格が下がっているにも関わらず夏休み前に購入してしまいました。

1か月ほど使用しましたのでレビューします。

スペック   

型番:CF-RZBFMQR

発売年月:2017年6月

画面サイズ:10.1インチ(1,920 x 1,200ドット)

(画面にはノングレアの保護フィルムがあらかじめ貼られています。)

CPU:Core i5 7Y54(Kaby Lake)/1.2GHz(ターボブースト:最大3.20GHz)

グラフィック:インテルHDグラフィックス615(CPUに内蔵)

メモリ容量:8GB

ストレージ:SSD 256GB

OS:Windows10 Pro 64bit

LTE:nano SIM (SIMフリー)

サイズ:幅250mm × 奥行180.8mm × 高さ19.5mm (突起部除く)

重さ:775g(付属バッテリーパック装着時)

サイズ比較 

自宅にある15.6インチのLenovo ideapad 310、と、13.3インチのASUS ZenBooK UX310UQ と比較してみました。

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10.1インチは、モバイルとして一般的な13.3インチと比較して格段に小さいですね。

私のカバンだと、13.3インチなら横にしか入りませんが、10.1インチだと縦に入るので、iPad並み9.7インチのタブレットと並べて入れています。

並列にできたことで、カバンがだいぶ薄くなりました。

外観  ~インターフェースが充実! 

インターフェースの充実ぶりはLet’s noteのこだわりですが、RZ6でも妥協なく発揮されています。

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右横には、画面左から、USB3.0 x2、LAN、SDカード、HDMI(フル)、ACとなります。

USB3.0に左端子には「CHG」とあり、電源機能が強化されていますので、バスパワーのDVDドライブなどを接続する際は、この端子を使う方が動作が安定するようです。

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左横には、画面左からミニD-sub、ヘッドホン(マイク含む4極)、USB3.0、音量、ワイヤレスLANスイッチになります。

左右合わせてUSB3.0が3つの大判振る舞いです。また、左右両方にあるのは使える場面が広がります。

ビジネスシーンに使われる場面が多いので、プロジェクターとの接続端子として今だに一般的なD-sub端子があるのは助かります。

最近の流れで付いてない端子はUSB Type-Cくらいですかね。

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前面は、バッテリーの取り付け口になっているので、あるのは電源スイッチのみです。

Let’s noteは値段が高いので、長く使いたいですから、バッテリーを自分で交換できるのは大きなメリットと感じています。

スイッチの左側にライトがあり、ACアダプターを接続すると、充電中はオレンジ、満充電時はグリーンに光ります。

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背面は通気の吹き出し口のみです。

低電力タイプのCPUなのでファンは無くても設計上はいい筈ですが、触ると結構熱くなるので万全を期してファンもついているのだと思います。

この辺りもPanasonicのこだわりを感じて好感の持てる部分です。

1,920 x 1,200 画面サイズの使い勝手 

RZ6画面比較

同じサイトの画面をRZ6の1,920×1,200(左)と通常のフルHD:1,092×1,080(右)で並べてみました。(Windowsの設定で通常の150%表示にしています。)

RZ6の画面は縦長になるので、FullHD表示で横が切れる画面では、表示を一回り大きくすれば、より大きい画面と同じ範囲を表示できます。

これが実感としては非常に大きく、老眼の私でも、使っていて不便を感じる場面が殆どない原因になっています。

ACアダプター 

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付属するACアダプターは上写真右のタイプで、以下の型番、スペックです。(電源コードは写していません)

CF-AA62J2CJS

・出力:16V、2.8A、電源コードは100 V専用

・外形寸法:幅90mm×奥行37.8mm×高さ27.4mm(ウォールマウント無しの場合)

・質量:約185g(本体)、約20g(ウォールマウント)、約60g(電源コード)

左側は追加で購入したミニACアダプターです。型番、スペックは以下になります。

CF-AAA001AS(希望小売価格:税抜 6,000円)

・出力:16V、1.5A、電源コードは100 V専用

・外形寸法:幅73.5mm×奥行35.5mm×高さ25.5mm(ウォールマウント無しの場合)

・質量:約110g(本体)、約20g(ウォールマウント)、約60g(電源コード)

ミニACアダプターは会社用のカバンの底に入れて持ち運ぶために購入しました。

75gの重量差はバカになりませんし、長さも16.5mmの差で、スマホ用のACアダプターを入れるスペースが確保できます。

因みに、私のカバンの底です。

折畳傘も仕込んで、この3点セットでカバンの横幅ピッタリです。標準のACアダプターだとスマホ用ACアダプターが入らないので重宝しています。

ウォールマウントは外して、上の写真で左端に写っている10cmの電源コードにしています。

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ミニACアダプターは通販をいろいろ探しましたが、あまり安く売っておらず5.980円で購入しました。

しかし、ウォールマウントが付属していないものは半額程度で販売しているので、私の様に短い電源コードで対応したり、最初から付属している標準ACアダプターのウォールマウントを流用するなら半額のでいいと思いました。

外出時にはウォールマウントより、電源コードの方がコンセント回りのスペースが少ない場合でも対応できるので便利です。

ちょうどいいケース 

傷がつくのが嫌なので、ちょうどいいケースをアマゾンで見つけました。

「10.1インチ インナーケース」で検索すると出てくると思います。780円とリーズナブルな価格です。

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まさにRZシリーズのために売っているのではないか! と思うほどピッタリのケースです。

カバンに入れて持ち運ぶので、傷がつかなければいい、という方には、かさばらないし軽いのでうってつけと思います。

国内配送なので、すぐに来ますよ。